ドラマ トップナイフ 第二話
天海祐希が好きなので、動画配信サイトでトップナイフを観ています。
第二話で原因不明の顔の痛みに悩み続けている患者さんが描かれていました。
痛みに苦しみ、誰にも理解して貰えない事にも苦しみ、自殺未遂を繰り返す患者さん。
あぁ。凄くよくわかる。
あまり日本のドラマでは感情移入するほどのめり込むコトはないのですが、今回は大分感情移入してしまいました。
まぁ、ドラマですからね。
患者さんとお医者さんの短いやり取りで、お医者さんが痛みの原因をつきとめて手術をして治して、ハッピーエンド、です、はい。
でも、治った喜びの表情、あれ、よかった。とても。
リアルでは自分の病気は原因も病名も分かっているけれども、根治は出来ない、分かりやすくいえば「一生今の痛みが続く」病気。
「痛みは他人には判らない」という患者さんの言葉は、自分自身も何度も心の中で繰り返した言葉でもあります。
当然、お医者さんにも伝わりません。どんなに言葉を変えて例えを変えても伝わりません。
痛みが可視化出来る機械でも出来ない限り、人の痛みは他人には伝わらないものです。
自分も十年以上、痛みを抱え、理解されず過ごしてきました。
幸い、どっか苦しみを抱え込むスイッチが壊れているのか、今まで楽天的に生きてこられたけれども、何かが違えば多分今みたいに生活出来てはいないだろうと、ふと思いました。
自分がある意味、おばかさんで良かったな~、なんてw
ドラマみたいにはハッピーエンドにはならないかもしれないけれど。
いつか。
医療が発達して、こんな痛みはスッキリ治せますよ~ってなると良いな。
自分は多分それまでに寿命がきてしまうかもしれないけれども、これから現れるかもしれない同じ病気になった人の為にも。
珍しい、患者が少ない、症例がない。
そんな病気から目をそむけない医療が当たり前になりますように。