洋画「2012」
2009年のアメリカ映画
地球が滅亡の危機になるというパニックもの
B級映画、なのかな
この手の映画で有名なアルマゲドンとかインデペンデンス・デイと比べると遥かに見劣りはするかな
2時間半という尺の割には過去のパニック映画で使い古された展開ばかりだし無理矢理さもハンパナイ
でも、その分全体的に重くないし、なんとなく映画でもみようかなぁという時にはちょうど良いB級感の映画でした
あー、時代は変わったんだなぁと思ったのは、世界中の要人を救うための「箱舟」が映画の中では中国で作られていた事
過去のアメリカ作品では殆どの場合、救出劇はアメリカ国内で行われていたのに、これは大きな変化。
そして劇中、完成された箱舟を見て「さすが中国」というセリフがあるのも意外。
よく映画の中で機械の不良品があった場合に「これはメイドインチャイナか?」なんて比喩を見かけるのが当たり前だったのは昔の話なのかな
工業関係で中国を称賛する時代になったんだなぁ
世界中の要人を集める展開の洋画を見ると(アメリカだけではなくフランスやロシアの映画も含め)作られた時代の各国の勢力バランスを知る事が出来ると、20年くらい前に映画評論雑誌で読んだ事がありますが、まさにそんな感じ
ストーリーよりもそっちの印象が強くてw
あーぁ、がんばれ日本 という感想でした